YouTube、Slack、ChatGPTなど、世の中にたくさん存在するWEBサービス。
普通に使うぶんにはブラウザでサイトのページを表示して操作すれば良いのですが、なにかサービス間で連携して別の新しいサービスを作ろうとしたら、そのサービスが公開しているAPIを呼び出すことになります。
そんな時、自分でプログラムを作る前に試しにAPIを呼び出して動作を確認したいことはよくあります。
APIのスキーマがOpenAPI形式で公開されていればSwaggerを使うのもいいですし、慣れている玄人さんはLinuxのターミナルからcurlコマンドでがんばるかもしれません。しかしもっと楽にAPIを呼び出したい……。
そんな時に便利なのが、Insomniaというツールです。
Desktop API Design Editor and API Client - Insomnia
https://insomnia.rest/products/insomnia
Insomniaにはフリー版と月額有料版があるので、まずはフリー版をダウンロードしてインストールしましょう。「↓Build Better APIs」からPricingのページに移動して、Free版の「Download Now」→「Download Insomnia for Windows」でダウンロードできます。
Insomniaは日本語に対応していなさそうなのでとっつきにくいですが、1つ1つの操作は難しくありません。
以下の画像はYouTubeに投稿されたビデオのプロパティを取得した例です。変数を使えたり、レスポンスヘッダから値を取得して別のリクエストに設定することが簡単にできます。さらにOAuth2にも対応しているので、認可を得て使えるようになるAPIのテストもできます。
次回以降で、Insomniaを使用した例を紹介していきたいと思います。
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